こんにちは。福岡市西区の司法書士井手誠です。
皆さん、投票に足を運びましたでしょうか？私は、朝から家族で投票に行きました。「たかが１票、されど１票」ということで。自分の生活や仕事に直結しますから、やはり政治に無関心ではいられません。

おおかたの予想どおり自民党の勝利に終わりましたので、少なくともあと３年～４年は阿部首相が日本の舵取りを続けることになりますね。これをどう捉えるかは人それぞれでしょうが、個人的には○○なことだと思います。

さて、昨日は、このブログや当事務所の案内にも出していました「はかた創業スクール」にて、「事業に必要な知識＞法務」をテーマに３時間話してきました。

これから起業する又は起業して日が浅い方々でしたが、途中で質問がいくつも出るなど、意識の高い方ばかりだったのが印象的です。熱心に聴いていただきました。

スクールで使用するテキストはありましたが、創業者が知っておくべき知識としては、不足していたり逆に細かすぎて知らなくてもよいのでは？と思う中身でしたので、テキストをベースとしつつもこれまでの経験を基に、独自に資料等を用意し、以下の内容をお伝えした次第です。

できるだけ他のスクールでは聞けないようなナマの話を盛り込むよう心がけました。

●創業（個人事業主と法人の違い、法人の種類、法人設立、設立費用、諸比較）
●商業登記
●定款の重要性（定款自治、リスクマネジメント）
●資金調達の手段（借入れ以外の手法）
●担保とは（物的担保、人的担保、借金を返せなくなったらどうなる？）
●公的機関の活用
●事例１
●信用調査（手法、登記事項証明書のポイント）
●事例２
●「裁判」の基礎知識（民事裁判の流れ、証拠について、弁護士費用、強制執行）
●「契約」の基礎知識（契約書はひな型でいい？、契約書の機能、契約書作成のポイント）
●経営者が注意を払っておく法律
●法務の立ち位置
●依頼するならどんな専門家？（専門家の真実）

基本的に「法務」は、直接収益を上げる部門ではないため、経営者からすると軽視しがちです。
しかし、あまりに蔑ろにしていると、何かトラブルがあったときに大ダメージを受けてしまいます。

法務はアウトソーシングできますので、任せるところは任せてしまった方が安心です。

ぜひご活用を！！

なお、私は、中小企業庁委託事業である「ミラサポ」で派遣専門家に登録されていますから、要件さえ満たせば無料でご相談に乗れますよ。（とりあえず平成27年2月くらいまでは。その後は政策や国の予算次第。）

当事務所は、「まもる」「備える」をコンセプトに以下の業務を行っております。

■「安心生活」をまもる → 相続対策・生前贈与・争いの未然予防・トラブル対応
■「資 産」をまもる → 財産管理・不動産登記・成年後見・民事信託
■「企業経営」をまもる → 契約助言・事業承継・商業登記・事業再生・法務顧問
■「人間関係」をまもる → 遺言・相続手続・成年後見・各種裁判所提出書類作成
■「権 利」をまもる → 裁判手続・裁判所提出書類作成・不動産登記