全国研修会が終わりました。
こんにちは。福岡市西区姪浜の司法書士井手誠です。
今日は、ただの雑感です。
9/20・21に福岡の司法書士青年会が2年もの時間をかけて準備した全国青年司法書士協議会主催の研修がありました。全国から700人もの司法書士が集まりました。
その基調講演は、教育評論家の尾木直樹氏(尾木ママ)。
「変わりゆく家族を考える」をテーマに、司法書士へのメッセージを込めた内容でした。話の内容も面白くて、「さすが!」です。
話の中で個人的にビックリしたのは、現在の男子中学生の2割程度は母親との入浴に抵抗がなく、相談相手も親が40数パーセントを占めるということ!正直言って、うそだろ~と思いましたね。私が中学生の頃を考えても、そんなこと気持ち悪くて、あ・り・え・な・い…
仲がいいこと自体は悪いわけではないんですけどね、その親密さがあだとなり?経済的にも精神的にも社会的にも性的にも自立できない大人が、どんどん増えてきている、とのこと。
司法書士は、相続問題や離婚問題などで、家庭の事情に踏み込むこともありますが、そんなことは考えたこともありませんでした。
なんだか、本当に家族が変わっていってるんだな、と実感しました。そんな中での司法書士の執務はどうあるべきか…
私は福岡空港に到着してから講演会場を後にするまでの尾木氏のアテンドを担当しましたが、テレビどおりのお人柄で、特に私も緊張することなく役目を全うできたと思います。まぁ、いい経験をさせてもらいました。
研修は14もの分科会に分かれ、自分が興味のある2つの分科会を選んで受講する形式で、いくつものテーマに興味がある私は非常に悩みましたが、結果的に、私が主力で業務を行っているものから「規則31条業務」「商事契約」を受けました。
それぞれ準備が大変だっただろうなーと思わせる迫力の内容で、非常に勉強になりました。講義を聴きながら、あれはこうしよう、ここはこのように変えよう、など、どんどんアイデアが湧いてきて、ためになる研修でした。
当事務所の稲毛は、この研修会の実行委員会事務局長という立場で、日々頑張っていました。大成功のうちに終わり、今頃は充足感に浸っていることでしょう。
何はともあれ、福岡の実行委員の皆様、お疲れさまでした。