吸収合併の研修
こんにちは。
今月は研修出席が続くイデです。
時間が許す限り、貪欲に知識の確認・更新をしていこうと思っています。
さて、昨夜は、「吸収合併手続に関するポイントと案件の進め方」という研修でした。
吸収合併や会社分割、株式移転などは組織再編行為と言われ、会社法の施行で
以前よりだいぶやりやすくなっています。
私自身、これまで組織再編を複数回携わったことがありますが、思った以上に
使いやすく、中小会社にとっても戦略の一環として十分に検討に値するものだと
感じています。
ところで、吸収合併は、必ず登記が必要であるため、司法書士の出番です。
ここは専門性を発揮する場面ですので、知らない・わからないは通用しません。
最初のスケジューリングの段階から入って、どう手続きを進めていけばいいのか
どんな要件をクリアしなければならないのか、スムーズかつ適法に進められるよう
アドバイスしていくことが役割となります。
って書いていると、合併のサポートがしたくなりました。病気ですね(笑)
昨日の講義の中で、会社計算規則(とても読みにくい)は、公認会計士/税理士にとっても、
司法書士にとっても何か違和感があるものだ、と仰ってました。
貸借対照表(B/S)の「株主資本」部分については、会社計算規則以外にルールがなく、
その他の部分で適用されているような会計基準が当てはまらない、理論が違う
ことになっています
司法書士側にとっても、「計算」って専門分野なの?と感じることが多いです。
まさに、言い得て妙。
この株主資本の計算や視点について分かりやすく教えて頂いたのは、助かりました。
というわけで、合併や会社分割などを考えておられる経営者の皆さま、いつでも
お気軽にお問い合わせくださいませ。