成年後見制度と消費者相談(平成22年11月13日記事 )
こんにちは。
インフルエンザの猛威に、少しビクビクしているイデです。
せっかく予防接種したのに、型が合わなかったみたいで残念です。
寝込むわけにはいかないので、とにかくマスク着用とウィルス予防(うがい手洗い除菌)
をこまめにしようと思います。
さて、今日も成年後見モノの転載記事です。
消費生活センターの相談員向け研修で、講師を務めたときの話です。
以下、転載分。
↓ ↓ ↓
11/11(木)に、財団法人消費者協会の事業である消費者生活相談員養成講座(中級)で、
「成年後見制度と消費者相談」をテーマにお話をさせて頂きました。
5月に講師を引き受けてからというもの、成年後見と消費者被害が絡んでいる新聞記事を
集めたりしていましたが、本当に被害は多いものです。
特に最近は、「未公開株」や「社債」などの金融商品を扱ったものが増え、また一時期流行っていた
リフォーム詐欺が復活してきつつあったりするようです。
ご高齢者は狙われています。
正直言って、すでに被害があった者に対して回復は難しいのですが、それ以上の被害に遭わないよう
「成年後見制度」というものを利用して、その方を守るということを考えなければなりません。
周りの方々に気をかけて頂くことが必要です。
実際に消費者相談に乗っていらっしゃる相談員さん達でしたから、ご高齢者からの相談はあるのか伺ってみたところ、
やはり「ある」とのことです。
私自身、今までの業務の中で、財産被害に遭われている方のご家族からご相談を受けることが何度もありました。
少しでもそうした被害が少なくなるように、相談員さん達にも「成年後見制度」の理解を深めてもらい、
相談の場で利用を促して頂けたら良いなと思います。
成年後見制度についての「良くある質問コーナー」では、活発に質問が飛んできて、非常に面白かったです。
一方的に話を聞くだけではつまらないですもんね〜
緊張しましたが、大変有意義な時間を過ごせました。
また機会がありましたらお話しさせていただきたいものです。