司法書士による不動産の管理・売却②
こんにちは。
相続と不動産に強い司法書士の井手誠@福岡市西区姪浜です。
九州一円を襲った地震もようやく少しは落ち着いてきましたかね。熊本には、祖父や叔父夫婦、従姉妹が生活しているので心配でしたが、どうやら無事とのことでほっとしています。熊本や大分の救援活動も少しずつ進んでいるようです。東日本大震災の時もそうでしたが、ライフラインの復旧後、相談会開催などがあると予想されます。法律家として、自分のできることで協力しようと思います。
さて、前回、司法書士は不動産所有者から依頼を受けて、不動産の管理・売却をすることもできますよと書きました。
まぁ、売却と言っても仲介業者のように買主を見つけてくるわけではなく、所有者の代わりに仲介業者を選んだり、契約したりして高く売却する手伝いをするイメージです。
上記を理解して頂くと、だいたい次に、
「ははぁ、でも、不動産屋に直接頼むのと何がどう違うの?」
という質問が来ます。
確かに、不動産事業者に直接依頼しようが司法書士に依頼しようが、どちらも不動産の管理・売却という意味では一緒です。直接頼んだ方が早いのでは…と思うのもむべなるかな。
しかし、こういう風に考える方もおられるのです。
●不動産屋に良い印象がない、だまされそうだ、信用できない
●不動産管理や売却の経験がないので、不動産屋の言いなりで失敗したくない
●利害の対立する相続人や離婚相手の懐に、一時とは言え大金が入るのは不安だ
(ごまかしたり、ちょりまかすことなく分配してくれるか心配)
●不動産屋を探したり、契約したり、いろいろ手配する時間がもったいない
●不動産屋を探したり、契約したり、いろいろ手配するのをどうすればよいかわからない
●不動産屋は、管理だけや売却だけしかしてくれない(サービスが足りない)
不動産の売却、で考えた場合、所有者は高く売却したいと考えるのが自然です。
ただ、ほとんどの方は、不動産売買に不慣れなため、その売買代金をどう判断してよいかよくわからないことが多く、結果として不動産事業者にお任せになってしまうことが少なくありません。
不動産という高額なものを売るのに、果たしてそれでいいのでしょうか?
物件によっては、少し交渉すれば、数十万~数百万の差を出すことも可能なのに。
不動産事業者は、買主を見つけて来るのが仕事ですが、その物件が売れないと仲介手数料が入ってこない(売上にならない)ため、たとえ相場より低い金額でも売主の無知に付け込んで契約を勧めてくるところもある(すべての事業者がそうというわけではありません)、ということを念頭に置かなければなりません。
悔いなく売却するためには、売主が自ら汗をかく(勉強する・足を運ぶ・交渉する等)ことも必要です。その売却代金でいいかどうか決めるのは、あくまで売主だからです。
しかし、一回限りのことなのに面倒くさいとか判断に自信がない、強く言われると断れない、不動産屋を信用できない、他の相続人に売買代金を握られるのが怖い、という方は、費用はかかりますが司法書士に依頼したほうが安心でしょう。
私に依頼いただくと、売主が本来行うべき面倒なことを一切合切お引き受けします。 → 内容は【こちら】(青字部分)
不動産屋に直接頼む場合と司法書士に依頼する場合では、受けられるサービスが全然違うと思いますよ。
もちろん、結果も、ご自分でされる場合と比べると、今までは違いました。
自分にとってメリットになるのか気になる方は、いつでもお問い合わせくださいませ。
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