遺産相続の話し合いと司法書士
こんにちは、イデです。
今日も朝一で事務所に来ています。今日は寒いです。
今から、遺産相続の話し合いで、山口県某市へ向かいます。亡くなった方の相続人が、「奥様」と「前妻のお子さん」の
2人で、今まで話したこともなかった間柄。
教科書のような、遺言必須事例と言えます。
ですが、ないものはないので、もしかすると一筋縄ではいかないかも知れませんが、上手く話し合いが進んで
まとまるよう、お二人のためにサポートしようと思っています。
ちなみに、司法書士である私は、弁護士さんと違い、どちらかの味方をするわけではありません。
相続人のお二人から依頼を受けて、遺産調査や相続人調査(もしかすると他にも!?)、
遺産分けの話し合いのための資料作成と連絡・助言・同席、他専門家(税理士さんなど)との
連絡調整、話し合った内容に沿ったかたちでの各遺産の名義変更など、遺産相続を総合的に
サポートする役目です。
言わば、亡くなった方に代わって、相続が上手くいくように手配する係といったところでしょうか。
もし争いになれば、その時点で契約終了し、あとは弁護士さんに任せることになります。
もう何度もやっていますが、今まで、一回も調停や裁判になったことはありません
(絶対数が少ないだけかもしれませんけど)。
いつもこのように最初から関われるといいと思います。
途中から不動産の名義変更だけとなると、名義をもらえない相続人が何かしらの不満を根底に抱え、
上手くいかないケースもありますからね。
実は、司法書士は相続場面で不動産の名義変更だけでなく、こんなこともやっています。
ポイントは、「どちらの味方もしない」、この一点です。
中立公平な立場でいることが求められます。
じゃないと、何言われても言葉が素直に耳に入りませんよね。
遺産承継がきれいに終わったときの安堵感・達成感は何者にも替え難いものです。
お礼もたくさん言われますので、お役に立てた感を存分に味わえます。
もしお近くに相続でお困りの方などがいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせくださいね。