「ABL」ご存知ですか?(平成22年11月25日記事 )
こんにちは。
中国からの汚染物質がだいぶ流れてきていることに不安なイデです。
自分はまだいいのですが、生まれたばかりの子どもに何か影響が
出ないか心配です。
さて、今日の転載記事は「ABL」についてです。
企業の資金調達方法の一種です。
以下、転載記事。
↓ ↓ ↓
ひょんなことで株式会社サイコム様から、55周年謝恩セミナーで話せとお声がかかり、先週の木曜(18日)、
会社の「資金調達」をテーマにお話をさせて頂きました。
金融機関からの借り入れにはいろんな方法がある、金融機関に頼らない調達の方法もあるということを
知ってもらうこと、そしてどう利用するのかイメージしてもらうこと、の2点に主眼を置きました。
15名ほどの出席者の方々が、熱心に耳を傾けておられ、身が引き締まる思いでしたよ…
そのときの話の一つが、「ABL」です。
経済産業省によると、定義は、
「企業の事業そのものに着目し、事業に基づく様々な資産の価値を見極めて行う貸し出し」
とのことです。
まぁ、分かりやすく言うと、会社にある在庫やどこかへの売掛金を担保として金融機関から
お金を借り入れるイメージでしょうか。
日本では、昔は(今も?)、不動産を担保にしたり、代表者が連帯保証人になったりして資金調達するのが
主流でしたが、地価の下落や折からの不況で、すでに与信枠がいっぱいという中小企業は少なくありません。
しかし、不動産がなくとも、事業用資産(流動資産)は当然企業にありますから、それを担保にお金を
借りられれば非常に効率的です。(もちろんクリアすべきいろんなハードルはありますよ)
国は、そもそも会社にある資産(在庫や売掛金)を活用して融資できるよう、平成10年の債権譲渡登記制度
を皮切りに、10年近くかけて色んな制度や組織を整備してきました。
これを活用しない手はないですよ。
平成21年度のABLの利用状況は、地域銀行で3902件・信用金庫で2361件・信用組合で522件の
実績があります。「流動資産担保融資保証制度」もありますので、利用しやすくなっています。
では、今まで、どんなものが担保になってきたのでしょうか?
例を上挙げると…
「昆布」「運賃」「シークヮーサー果汁」「缶詰」「日本酒」「ワイン」「楽器」「亜鉛、鉛」「骨材」
などなど。自社に、当てはまるものはありませんか?
利用するしないは別として、そうした目で会社のバランスシートを眺めると、色んな事が見えてくるものです。
ところで、上記のようなものを担保にした場合、第三者からは担保に取っていることが分からないと
貸した側が非常に困りますので、『登記』をすることにより保全を図ります。
すなわち、ここが司法書士の出番ということです!
これからますます利用されていくものと思われますので、頭に残しておいて頂けると幸いです。
ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。