知的財産権についての研修(平成22年10月7日記事 )
こんにちは。
今朝は、息子のけたたましい泣き声で起こされたイデです。
平成25年度税制改正大綱が決定されましたね。
国会で議案が全部可決されるか不明ですが、可決したら、私たちの暮らしにどんな影響があるのか、
司法書士実務にどんな影響をもたらすのか、注意しておく必要があります。
目が離せませんね。
さて、今回の転載は、知的財産権について弁理士さんから教えて頂いたときのことです。
私は、企業法務に携わっている以上、知的財産権に無知ではいられません。
その後も、独学で少しずつ研鑽を積んでおりますが、これがまた難しい。。。
以下、転載分。
↓ ↓ ↓
毎月第一水曜、所属する「福岡県青年司法書士協議会」では、研修があります。
いつもは、だいたい各委員会で担当して、各研究成果や最新の実務情報などを話すことが多いのですが、
昨日の研修会では、私の知り合いの弁理士さんをお招きして、『知的財産権の基礎の基礎』について
ご講義いただきました。
講師の渕上宏二弁理士は、例を挙げながら分かりやすく説明し、できるだけ多くのことを伝えようと
熱が入っておりました。
ところで、皆さん「弁理士」って職業はご存知ですか?
確かに普通の生活の中でなじみは薄いのですが、知的財産権に関するエキスパートです!
実は、管直人内閣総理大臣が現在も弁理士として登録しています。
まぁ実務はしていないとは思いますが…
仕事は、主に、特許庁に対する特許・実用新案・意匠・商標に関する出願手続きや
それらの異議申し立てなどを代理して行ったり、またそれら知的財産権に関する鑑定など
を行っています。ざっと言えば。
さて、「特許」「著作権」「商標」など耳にすることは多いのですが、ではそれがどういう権利を保護する
もので、もし違反した・されたらどうなるのか・どうすればいいのか、はたまた知的財産権の知識が
私たち司法書士の業務にどうつながるのか、恥ずかしながらこれまで勉強したこともありませんでしたので、
個人的には、非常にためになる充実した研修内容であったと思います。
知的財産権のエッセンスや出願のメリットなど、ごく基本的なところは理解しましたので
当事務所で行う中小企業支援の一環として、アドバイスしたいと思います。幅が広がりました。
確かに費用はかかりますが、特に中小企業にこそ取り入れて欲しいなぁ…
そうそう、すぐに使えるお役立ち情報はこちらです。
1.特許庁電子図書館
特許・実用新案・意匠・商標などの産業財産権についての無料のデータベース
特許庁が保有する情報を収録している。出願前の調査はこちらでどうぞ。
自社の商号とか商標登録されていませんか〜?
2.弁理士無料相談会(日本弁理士会九州支部)
特許・実用新案・意匠・商標の出願手続、調査、鑑定、異議申立、訴訟のほか、
諸外国の制度や知的財産権全般について、弁理士が無料で相談に応じています。
・毎週木曜日 10:00〜15:00 ※要予約